2011年8月30日火曜日

スパイシーな雰囲気を醸し出す街へと…ひたすら啓蒙活動するの巻

富山のカレー好きの諸君…ナマステ。当コラムでは、君たちと筆者の住む富山の【カレー文化】を紹介していきたいと思う。当ブログで散々触れられているものの、なぜカレーなのか?と、訝しむ諸君にはぜひとも勉強してもらいたい。これを読めばきっと、富山=カレーという理屈を納得して頂けるはずだ。それでは、現在の富山のカレー事情をひも解いてみよう。
まず、なにをもって富山=カレーなのか。じつは富山では本格カレー店の数が、他のカレー店の数とそう大差なく(一般的には本格店ほど少なくなるのが普通)、本格カレー店の世帯カバー率が東京、愛知に次いで全国第三位とかなりの数字を出している。横浜や横須賀のある神奈川よりも上位なのだ。ここでいう本格カレー店とは、インド料理やパキスタン料理などのいわゆる本場カリー。そう、君たちが足しげく通う【デリー】や【サントシ】などのお店のことである。ちなみに筆者は【アラジン】が好きなのだが(もちろんテレビでおなじみの高◯兄が所属していたバンドのことではない)、ここはナンのおかわりが自由で、昼なら700円ほどでたらふく食える。財布が寂しいときにはもってこいだ。


そしていま流行りのTwitterでは「カレー」という文字を含む発言数が全国でもトップクラス。富山県民は常々カレーのことを想っているのだ。信じられない方は、ぜひグーグルなどの検索エンジンで【富山 カレー ツイッター】と入力してみて欲しい。\カレー!/といった文字列を頻繁に目にすることだろう。これを、富山のカレー文化といって何というか。
さらには、筆者も大好物のレトルトカレーであるが、ここでも富山カレーは優等生。三年前に放送されたTBS系の情報番組で、人気フードファイターのギャル曽根君が全国47都道府県のご当地レトルトカレーから【一番】に選び出したのが、他でもないおらっちゃ自慢の【氷見牛カレー】なのである。「レストランで出したら食べに行きたい。野菜、フルーツの旨みがマッチしていて、ルーとお肉のバランスも取れている」と大絶賛。番組終了に全国から注文が殺到し、一週間で一万食を売り上げたという逸話もあるのだ。


さて、ここまで読んでいただいた方はお分かりだろう。【富山】と【カレー】は切っても切れない関係にあり、なにやらスパイシーな雰囲気を醸し出していることを。「カレー?べつに嫌いじゃないけど」なんて孕んでいた君も、当コラムを読み続けることによって「カレー?ディスったようなこと言ってたらマジやばいよ」に変わるかもしれない。いや、もう今夜には【アジャンタ】あたりに顔を出していたりしているのかも。そんな形で当コラムは次回以降、カレーの啓蒙活動に勤しむ富山のカレー好きたちにバトンタッチしていきたいと思う。乞うご期待。

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